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24日目:ボーカルの重要な役割
各パートの役割についてだけど、今日はとうとう最後のボーカルの役割についてだね。
ボーカルはとても重要なパートだからね。
ボーカルの役割ですか。。
まさしく私の役割ですね。。
ボーカルの役割
バンドの主役・花形でありバンドそのもの
ボーカルはバンドの主役であり、花形。バンドの人気はほぼ全てと言っていいほどボーカルにかかっています。
サッカーでいうと、フォワードに該当すると思います。
フォワードが点を取らないと試合には勝てませんからね。
ボーカルが見ている人、聴いている人をひきつけないと良い意味での印象は残せないという非常に重要な役割です。
ボーカルは自分のセンスで勝負する
ボーカルは、ギターやドラムのように楽器はいりません。
練習するのも手頃にできますし、そういう意味で初心者の方が一番とっつきやすいです。
しかし、一番ごまかしが効かない役割です。
あくまで、自分自身のセンス・想い・努力を総動員してバンドとしてのメッセージを放つ一番重要な役割です。
またちょっと嫌な言い方になりますが、ボーカルは結局は自分の素材にかかってきます。
プロを目指すようなら容姿・声・カリスマ性といった練習だけでは、身につかないものも求められる残酷なパートです。
ボーカルに魅力がないとバンドもそう見られてしまう
演奏陣がイマイチなバンドでもボーカルが上手ければ、聴く人は感動します。
逆にいえば、演奏陣がいくら上手でも、ボーカルに魅力がなければ、バンドとしては人気を出すのは難しいということも言えます。
それほどまでにバンドにとって重要な役目であるということを認識しておきましょう。
同じ初心者でも、他のパートなら初心者だから仕方ないという空気にもなるが、ボーカルの場合はバンド全体が初心者だと思われてしまいがちです。
自分に出来る努力は怠らずにやっておきましょう。
ボーカルのポイント
魅力的なボーカルとは?
魅力のあるボーカルのポイントとしては、技術に走りすぎないことと心を強く持つことです。
歌は技術を聴くのではなく、ハートを聴くもの。
とはいえ、技術をないがしろにしていいかというと、決してそんなことはありません。
技術を気にしたり、周りのボーカルと自分を比較して落ち込んでいるボーカルには正直に言って魅力を感じません。
大事なことは下手でもいいから、自分らしさを追及して自信を持って歌うことです。
自分のメッセージを鮮烈に伝えてくるボーカルはとても魅力的です。
だからとにかく自分の良さを追求して、自分らしさを忘れずに頑張りましょう。
容姿・外見のポイント
ボーカルは、容姿・外見が非常に重要になってきます。
やっぱりステージの中央でバンドの中で一番スポットを浴びるのだから、人前で歌うのにふさわしい容姿・外見が求められます。
「かわいい」とか「イケメン」とかそういった先天的なものも絡んでくるのは否定できませんが、スタイルをよくしたり、化粧を頑張ったりすればお客さんのウケはとても良くなるはずです。
あと服装・ファッションには気を配りましょう。
バンドの世界観を意識しつつ、自分らしさや客観的にファッショナブルな服装を心がけることが大切です。
ボーカルの場合は「形から入る」は全然OK。むしろ初心者の方こそやるべきだと思います。
自分らしい歌い方を
初心者ボーカルで多いのが、カラオケっぽく歌ってしまうことです。
これはコピバンのボーカルに特に多いのですが、コピーするアーティストや自分の好きなアーティストの歌い方を真似てしまうことです。
それぞれのアーティストは、自分らしい歌い方をしているのであって、自分がその歌い方を真似てしまっても正直ボーカルとしては微妙になってしまうことが非常に多いのです。
喉を使って声をコントロールしてしまうのでは、声が通らないし、お客さんを感動させることは難しいでしょう。
そのため、初心者だろうとなんだろうと、まずは自分の歌い方を考えてみましょう。
別に難しいことではなく、一番自分が出しやすい声を出せばいいです。
人の声はそれぞれいいところが必ずあるので、自分らしさを追及していきましょう。
覚悟をもって取り組もう
ボーカルは、初心者とか関係なしに賞賛も批判も一身に浴びる大変な役割です。
そのため、「何を言われても、めげずにやったる」といった強い心をもって取り組みましょう。
また、人一倍努力が求められるパートです。
ステージの上でスポットライトを浴びるには、相応の資格がいるということです。
しかし、一度大きな拍手を受けると、やみつきになる強い魅力があるパートでもあります。
魅力的なボーカル目指して頑張りましょう。
うぅー。。
初心者の私にはきついお言葉の数々。。
確かにちょっと厳しいけど、頑張ればその分「拍手」というご褒美がもらえるから頑張ろうね。
はい!
頑張ります!
◆まとめ
今回の講座『ボーカルの重要な役割』
- ボーカルはバンドの主役であり、花形。バンドの人気はボーカルにかかっている。
- 自分自身のセンス・想い・努力を総動員して自分らしく歌おう
- 外見・容姿・ファッションには気を配ろう。初心者は形から入るくらいで良い
- 賞賛も批判も一身に浴びるパートのため、覚悟をもって取り組もう