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66日目:態度で分かるバンドマンとしての器
いやー、この前のセッション楽しかったですね! いろんなプレイヤーさんがいて、個性もそれぞれでした。
そうだね。 自分が組んでいるバンドメンバー以外と音を合わせてみたり、お話ししたり、演奏を見たりっていうのはすごい刺激になるね。 そして、こういう場で一番参考になるのが、他のバンドマンへの態度だね。
態度ですか?
態度とか、接し方とか。 これに重点を置いて他のバンドマンを見ていると、そのバンドマンの器というのが良くわかるよ。
バンドマンとしての器とは?
バンドマンとしての器というのは、ただ単に演奏がうまいとか良い曲が書けるとか、そういう能力的なものもあるけど、 それ以上にもっと大きなくくりで人として魅力的であるかというのが重要だと思うんだ。
セッションとかライブとか見ていて、「すごい!」って思うアーティストはいるよね。 演奏がすごいうまかったり、表現力豊かだったり、笑顔がとても素敵だったりで。 でも感動するようなシーンって結局そのバンドとかバンドマン自身に惹かれていることが多いもの。 「あ、この人すごい好きだ」みたいなね。
バンドマンの器はステージの外にこそ表れる
バンドマンの器の大きさはステージ上というより、それ以外の部分にこそ表れるものだ。 ステージの外での「人としての在り方」がそのまま、ステージ上での魅力に直結していると思う。
ステージ上というのは日常から切り離された空間だけど、それでもその人自身からは切り離せない。 ステージ上で魅力的な人は、日常生活においても魅力的なことが多いってことだね。
すごい人ほど謙虚でリスペクトを欠かさない
バンドマンっていうのはアーティストであり表現者だから、自己主張が強かったり、個性的な人達が多い。 見栄も張りたがるし、プライドが高くて負けず嫌いだったり。 それをステージ外にも持ち込んでくる人というのは、多くの場合、大したバンドマンではない。
いわゆる「俺が!俺が!」な人ですか? 確かに自慢話が多かったり、上から目線で話してくる人は印象悪いですね。
逆に器の大きな人ほど、謙虚で他のバンドマンに対してリスペクトを欠かさない。 褒められても、お礼は言いながらも謙遜する。 それは現状で満足しておらず、バンドマンとして成長することに貪欲だからだ。
だから、いろんなバンドマンの話を聞くし、演奏も聴く。 対バンやライブハウスの人達にも礼儀正しく接しているね。
自慢話をしても、自分にとって得るものはない
もしバンドマンと話をしている時に自分の話や自慢話ばかりしているという自覚があったら、態度を改めよう。 自慢話をしても、一時の小さな優越感を得るだけで自分にとって何のメリットもない。 聞かされている方もうんざりしているかもしれないね。
自分もそうならないように気をつけます。 挨拶とかもしっかりして、他の人の演奏もしっかり聴いて、初心を忘れずに頑張ります!
常に謙虚に、貪欲に。
謙虚な気持ちを忘れるなってことだね。 他のバンドマンの演奏を見たり、話を出来るというのは自分が成長できるチャンスなんだから、 貪欲に吸収したいものだよね。
その姿勢は他のバンドマンからも共感を得られ、音楽仲間などが増えたり人脈も広がっていくかも。 さらには、演奏やステージ上でのバンドマンとしての魅力・能力に磨きがかかっていくだろう。
◆まとめ
今回の講座『態度で分かるバンドマンとしての器』
- バンドマンとしての器というのは、演奏技術などの能力以上に人として魅力的であるかというのが重要。
- ステージの外での「人としての在り方」がそのまま、バンドマンの器の大きさに直結する。
- すごいバンドマンほど謙虚で他のバンドマンに対してリスペクトを欠かさない。 それは成長に貪欲だから。
- 他のバンドマンの演奏を見たり、話を出来るというのは自分が成長できるチャンス。謙虚に貪欲になることは人脈にもバンドマンとしての魅力にも良い影響を与えるはず。