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59日目:主催ライブの日程・会場を決めよう
前回に引き続き、主催ライブの企画について紹介していきたいと思う。 今回のテーマは「ライブの日程決めと会場確保」だ。
よろしくお願いしますー。
ライブを開催するのはいつ頃??
まずいつ頃ライブを開催するかについては、主催ライブの経験値によっても変わってくるが、最低でも3ヶ月の猶予は欲しい。 例えば、今が12月なら3月以降の開催が望ましい。
けっこう先な感じがしますね。
実際に運営してみると案外、時間が足りなく感じるものだよ。 企画からバンド集めに1ヶ月、詳細の内容決めに1ヶ月、告知期間に1ヶ月といった感じで、時間はあっという間に過ぎていくよ。 とはいえ、恒例イベントとして定期的に何度も開催しているイベントなら、もっと短縮できる見込みはあるね。
経験が浅く、バンド仲間が多くないバンドであれば、出演バンド集めに非常に苦労することが予想される。 例えば、知り合いのバンドが10あったとしても、みんなそれぞれ都合もあるし、全部が出演してくれる訳はないからね。
ライブは何曜日に行うのがベストなのか?
ライブをいつ頃やるかも重要だけど、何曜日にやるかも非常に重要だね。 曜日を決める上で、重要なポイントは以下の3つ。
自分たちのバンドの都合がつくか
主催ライブには自分たちのバンドも出演する(はず)。 だから大前提として、自分たちが仕事やバイト、何かの用事で出演が出来ないなんてことがないかを確認しよう。
お客さんを呼びやすい曜日にしよう!
せっかく主催ライブをやるなら、お客さんをたくさん呼びたいもの。 お客さんとなりそうな人達の都合がよい曜日って何曜日だろう。
高校生や大学生であれば平日でも構わないかもしれないが、お客さんが社会人が中心であるなら、金・土・日あたりが無難。 とはいえ、金曜日は飲み会、日曜日は次の日から仕事となるので、土曜日がベストだと思う。 土曜日なら、ライブ後に打ち上げとかにも参加しやすくなるしね。
ライブハウスを選定しよう
大体の日程と曜日が決まったら、今度はライブハウス(会場)の確保をしなければならない。 ライブハウスも空いていればどこでも良いということは決してない。 いくつか重要なポイントがある。
場所
自分たちの友好関係のネットワークと近いところで探すのがベター。 例えば、横浜周辺だった場合に、埼玉や千葉のライブハウスを借りたとして、友達やお客さんは足を運ぶだろうか? 友好関係のないいわゆる「他人のお客さん」が大勢駆けつけてくれる人気バンドならそれでもよいかもしれないけど、そうでない場合に、ライブハウスがガラガラになってしまうかもしれないね。
ホールレンタル料金
ライブハウスによって、レンタル料金は様々。 あまり高いライブハウスだと各バンドの負担が大きくなってしまい、バンド集めで苦戦を強いられることもある。 自分の感覚では、¥25,000~35,000程度なら「出てもいいかな」と思える。
ライブハウスの作り
ライブハウスの作りも割と重要だったりする。
ステージの広さは、バンドのパート構成に影響を与える。
(ステージが小さいライブハウスだと大所帯のバンドは出演が厳しい)
ステージ袖や控え室があると、転換がスムーズになるし、ライブの準備(V系の化粧など)もしやすいといったさまざまな利点があるね。
他にも転換時にスクリーンや幕が下りてきて、ステージ上を隠せるとかも気を使えるとよいかも。 あとはレンタル機材もチェックしておこう。 例えば、電子ピアノはあるけど、シンセサイザーは準備がないライブハウスの場合は、バンド集めの際にその旨を伝えられるとスムーズだよね。 (特にアニソン・ボカロバンドはシンセサイザーを使うことが多い)
親密さ
主催ライブをやるなら、出来ればなじみのライブハウスだと嬉しいね。 いろいろと融通を利かせてくれるし、やりとりもスムーズに行くし、ライブハウスのホームページのピックアップ欄にも取り上げてもらえるかもしれない。 ライブの企画や運営は精神的にも疲れるから、その面でも負担が軽減されるのはプラスだと思う。
会場をおさえるのはお早めに
日程と曜日が決まり、ライブハウスを選定したなら、早急に連絡を取った方がよい。 人気のライブハウスだとかなり早い段階で予約が埋まってしまい、だいぶ後ろ倒しになってしまうこともある。 「明日でいいや」という悠長な考えでなくすぐに確認を取ろう。
分かりましたー。 私もついつい後回しにしちゃいますが、会場への連絡はきっちりします☆
◆まとめ
今回の講座『主催ライブの日程・会場を決めよう』
- ライブを開催するなら最低でも3ヶ月の猶予は欲しい。企画からバンド集めに1ヶ月、詳細の内容決めに1ヶ月、告知期間に1ヶ月といった感じで時間はあっという間に過ぎていく。
- ライブを何曜日にするのかは、自分たちのバンドが参加できるのは大前提。そしてお客さんを呼びやすい土日が無難。中でも土曜日が良い。
- ライブハウスの場所は、自分たちのネットワークの近くにしておかないとお客さんが来づらくなってしまう。それでもお客さんを呼べるバンドでなければ、自分の生活圏に近いところがよい。
- ライブハウスの施設や出演料も重要な要素。出演料の高さや、ステージが狭いなどの制約で、出演を断るバンドも出てくる。
- 会場をおさえるなら、日程が決まったらすぐに行動を移そう。人気のライブハウスだと結構先まですぐに埋まってしまう。