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105日目:ライブ本番の緊張を克服するための9つの対策
前回はライブ本番で緊張してしまう理由について紹介してくれましたが、そろそろその対策方法を教えてもらえませんか?
やっぱり過度な緊張はしたくないです。
そうだね。
では今回はライブ本番での緊張を克服する対策についてどんどん列挙していきたいと思う。
大切なことは、「同じ」と「現実思考」
ライブ本番での緊張対策の中で重要なポイントは、「日常(普段)と環境を近づけること」と「現実的な考え方をすること」の2つだ。
結局、人が不安になったり固くなったりしてしまうのは、分からないこと・慣れないことを体感する時にそれを悪い方へと考えることから生じるもの。
だからこそ、そのならない方法こそがライブ本番での過度な緊張を克服する方法ということになるんだ。
対策その1:事前にしっかりと練習する
まず何よりも大切なことは事前にしっかりと練習・準備することだ。
普段の練習からミスなく問題なく弾けることは、緊張対策の第一歩とも言える。
リハーサルで弾けないものがライブ本番で弾ける訳はないのだから、演奏すること自体への不安を解消しよう。
対策その2:事前に本番をシミュレートする
ライブ当日を迎える前に、その本番の状況を出来るだけ明確にイメージ・シミュレートすることも大切だね。
例えば、各楽器の配置についても最後のスタジオ練習ではライブ本番と同じ配置にすることで、目線の合わせ方や自分の位置からのメンバーや機材の位置関係で戸惑うことはなくなる。
事前にライブハウスのホームページやステージの写真を確認しておき、実際にどのようなステージングになるのかをイメージしておくことも忘れずに。
対策その3:同じライブハウスを使用する
これはバンド活動の発展という目線においては一長一短だけど、毎度同じライブハウスを使用することも、ライブ本番での緊張対策としては有効だ。
ステージや控室、機材などの勝手が分かっていると安心するし、ライブハウスのスタッフさんとコミュニケーションが取れていれば、心強い存在にもなる。
対策その4:対バンに知り合いが参加するイベントに出演する
これも対策その3と同様に、バンドの発展には一長一短だけど、自分たちのステージに不安を感じる要因の一つというのが「対バンの存在」であると思う。
他に出演するバンドのレベルが高かったり、知らない人ばかりだとすると、思わず怖気づいてしまったり、負けず嫌いから失敗に対するプレッシャーを高めてしまうこともあり、それが緊張につながってしまう。
普段一緒に出演している対バンだったり、友達が共演していたりすると、味方が増えたような気持ちになり、緊張が緩和されやすいと思う。
対策その5:他のバンドの演奏を見る
恐らく、多くのイベントにおいて共演するバンドが存在するはずだ。
自分たちの出番の前のに、他のバンドのライブをしっかりと観察しておこう。
そのバンドがどんな雰囲気なのか、会場の客数や雰囲気はどのような感じなのか、それを肌で感じておくことで心の準備がしやすくなると思う。
事前にライブの状況を把握しておくことは、緊張を克服することにおいてとても有効だ。
対バンの演奏を見て、自信を無くしてより不安が高まって、緊張してしまったらどうしましょう。。
そうならないためにも日頃の練習を頑張ろう。。
対策その6:失敗した時のことを考えてみる
ライブ本番で不安になって緊張してしまう方の多くが「失敗したらどうしよう」というように考えていると思う。
だけど、そこは敢えて「失敗したらどうなるか」という考え方をしてみてほしい。
ライブ本番でミスや失敗というのは当たり前にあるけれど、それをお客さんが気づいたり、覚えていたり、それによってそのバンドやライブへの評価を変えることはまずないはずなんだ。
それにもし、「あ、このバンドはダメだな」と感じたお客さんがいたとしても、ファンでもない限り、次に会うことはまずありえない。
だからこそ、「失敗しても大丈夫」という開き直りすることで緊張を克服するヒントになると思う。
それによってライブ本番をより楽しめるのであれば、それはステージのクオリティ向上にもつながる。
対策その7:とにかく場数を踏む
ぶっちゃけて言ってしまえば、これが一番大切なことだけど、とにかくライブを重ねて経験を積むこと。
場数を踏めば、緊張との付き合い方も分かってくる。
成功と失敗を繰り返すことでライブや人前に出ることへの不安も解消され、適度な緊張感の中でライブ本番を迎えることが出来るようになると思う。
対策その8:日頃から人前に出る機会を増やす
バンド活動というのは、その人自身の日々の過ごし方も大きく反映されてくるもの。
ステージの上で多くの人の目線が気になってしまうのであれば、日頃から人前に出る機会を増やすことも緊張への対策になる。
プレゼンに挑戦してみたり、リーダーに立候補したり、スポーツで声を出したり、と自分が出来ることはないかを考えてみよう。
人前に立つことに鳴れることは、バンドマンとしてだけでなく、自分自身の財産にもなるからライブ本番の緊張を克服するに留まらない大きな見返りがあるよ。
対策その9:緊張することを受け入れる
どんなに対策をしたところで、緊張しなくなるということは難しい。
何かがきっかけで急に緊張してしまうこともある。
だからこそ、緊張すること=ダメと思わず、緊張している自分を楽しんでみることのも良いと思う。
その上で、緊張している状態で良いパフォーマンスが出来る自分なりの方法やルーティンを見つけていくのもおすすめだね。
緊張とうまく付き合い、克服していこう
いろいろと挙げてもらいましたが、すぐに対策出来るのもありますね。
早速、取り入れてみたいと思います。
ライブ本番で緊張してしまうこと自体は決して悪いことでないけど、その緊張を克服して良い付き合い方が出来ると良いね。
あとは日々バンド活動の経験を重ねていくなかで「どうすれば良いのか」を常に頭を使って考えていくことが、緊張対策のみならず、一人のバンドマンとしての成長につながるはずだから頑張っていこうね。
◆まとめ
今回の講座『ライブ本番の緊張を克服するための9つの対策』
- まずは自分達に自信を持ち、演奏に対する不安を解消するためにも、しっかりと練習をしてミスなく演奏できるようにしておくこと。
- 同じライブハウスに出演したり、知り合いや友達がいるイベントに出演するなど、普段と「同じ」状況を作ることも緊張対策としては大切。
- 他のバンドの演奏を見て、ライブの雰囲気を掴んだり、事前に会場を調べておいて、しっかりとイメージをしておくこと。
- ライブで失敗したことで世界が終わるなんてことはないし、次の日には誰の記憶にも残らない。現実的な思考で楽天的な考え方を持とう。