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音作り編1日目:妥協してはいけないエレキギターの音作り
純粋に演奏する音だけでギタリストの実力を判断する指標は2つある。
(パフォーマンスとかは含まないということ)
それが「音作り」と「演奏技術」である。
「音作り編」ではエレキギターの音作りに焦点を当てていきたいと思う。
音作りの重要さ
ギタリストにおいて、エレキギターの音作りとは最重要課題といっても全く差し支えない。
どれほど腕があっても、人を惹きつけるパフォーマンスがあっても、音作りで失敗してしまえば、
聴く人にとってはただの雑音となり、不快な想いをしたり、演奏に興味・関心が無くなってしまう。
音楽とは「音を楽しむ」ものなので、音自体を楽しめなければリスナーの心は動かない。
音作りはあくまで聴く人第一に考える
音作りの基本であり、ポイントとなるのは「聴く人がどう感じるか」を第一に考えることだ。
一人で弾くだけだったり、ただスタジオで合わせるだけであれば、好きなように音を作り、思いっきり鳴らせばよい。
そこから新しい発見やヒントがあったり、自分が音楽を楽しむための必要な時間である。
ただし、ライブやレコーディングに向けての音作りをする場合は、曲やステージの状況を頭に入れながら、 リスナー本位での音作りを意識して、セッティングを構築していこう。
どんな機材を使うかではなく、どう使うか
もう一つ重要なことは何を使うかではなく、どう使うかである。
もちろん良い機材を使えばその分だけ底上げはされる。
しかし、良いギター+良いアンプ+いいエフェクターといった単純な足し算ではない。
ましてや、安価なものでも品質が上がってきている昨今においては、安い=悪い・高価=良いという方程式は当てはまらない。
価格に惑わされずに音の質を判別する耳を持つことを意識しよう。
また各機材が持つ長所や短所、特徴を理解しようとする貪欲な姿勢も忘れずに。
音の最終系をイメージするのが音作りのスタンス
音作りの精度・練度を上げる上で欠かせないのがイメージ力。
まずは自分がどんな音を作りたいのかを出来るだけ、明確に想像してみよう。
使用するギターやアンプ、それぞれが持つ特性を理解して、自分のイメージする最良の音に近づけるようにコントロールしていくことが音作りの基本的なスタンスだ。
そのためにも使う機材はいじり倒して、どんな音が出せるかの詮索するクセをつけるようにしよう。
どんなに良い曲でも、素晴らしい実力や魅力的なパフォーマンスがあっても、音作りで損をしていてはもったいない。
音作りは妥協せずに、トコトンと音と向き合おう。
この講座のポイントはココ!
音作りを行う際は、リスナーからどう聴こえるか。
どんな音がリスナーにとって良い音なのかを考えるようにしよう。
最近は機材の価格関係なく、品質が安定している。
大事なのは「どんな機材を揃えるのか」ではなく「手元にある機材をどう使うか」である。
そのためにも持っている機器の特徴は把握しておこう。
音作りの進め方は、まず「音の最終形」をイメージすることから始めよう。
その音に近づけるために、各機材の組み合わせやセッティングをコントロールしていこう。