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3日目:ギタリストが身につけるべき7つの能力
エレキギターをうまく弾けるようになるには、練習はもちろん必要だ。
繰り返しの反復練習や指の体操などやるべきことは多い。
だが、ギタリストが身につけるべき能力はそれだけなのだろうか?
いろんな局面に即座に対応し、高いパフォーマンスを発揮する、そんな骨太なギタリストになるために身につけるべき能力とはなんだろうか?
今回は、そんな能力を前回同様、7つに分けて紹介したいと思う。
身につけるべき7つの能力
- スコア通りにキレイに弾く能力
- 聴く人に受け入られる音作り
- 音楽理論
- 暗譜力
- 発想力
- 表現力
- コミュニケーション能力
その1:スコア通りにキレイに弾く能力
これは冒頭にも出たが、まずはスコア通りにキレイに弾けるように日々練習して、基礎的な能力を身につけていかなければならない。
「基礎なくして応用なし」ということを忘れないようにしよう。
当たり前のことを当たり前にこなす、それは良いギタリストの第一歩だ。
その2:聴く人に受け入られる音作り
ギターは弾く腕だけでは音は決まらない。
もうひとつ大きなウエイトを占めているのが、音作りだ。
エレキギター本体、アンプ、エフェクター、ピック、シールドなど演奏に関わる部分すべての複合物がギターからなる音だ。
とりあえず重要なことは、オタッキーな知識や自己満足に溺れずに、聴く人本位の音作りをすること。
音作りについては、いずれ詳しく解説していきたいと思う。
その3:音楽理論
譜面を早く暗記したり、アレンジをしたり、チューニングをしたり、、、さまざまな場面で音楽理論は必要になってくる。
音楽理論で出てくる言葉を覚える必要はないが、理屈として理解しておくとギタリストとしての能力をしっかりと支えてくれる。
最低でも、各フレットで鳴る音のドレミくらいは覚えておこう。
(なお、当サイトは作曲講座も掲載しているので、よかったらご覧ください)
その4:暗譜力
バンドを掛け持ちしたり、たくさんの曲をこなすことになると、1曲1曲を覚えるのに時間がかかっていては大変だ。
だからなるべく早く楽譜を覚える力が必要になってくる。
コード理論を身につけていれば、コードを覚えるだけでとりあえず形になるので、暗譜スピードは飛躍的に向上する。
あとは音の響きを、フレットや指の動きと絡めて覚えるのもポイントだ。
その5:発想力
オリジナルバンドやカバーバンドでは、曲作りやアレンジが必須になってくる。
それには音楽理論も必要だが、柔軟な発想力もとても重要になってくる。
いきなり良い発想は出来なくても、「数打てば当たる」くらいの気持ちで試行錯誤を繰り返していこう。
その6:表現力
ギターや楽器の面白いところは、同じ曲を弾いても弾く人によってその音が異なることだ。
人前で弾いたり、録音したりする時は、一人のギタリスト・演奏家としてプロ意識を持って曲を表現しよう。
表現力は向上させるには、とにかく恥ずかしがらずに演じ切る精神力が必要だね。
その7:コミュニケーション能力
結局、最後はコミュニケーション能力にかかってくる。
ギタリストとして演奏するためには、バンドメンバーやお客さん、会場のスタッフさん、楽器屋の店員さんなど数え切れないほどの人と関わりがある。
バンドであれ、ソロアーティストであれ、一人では何も出来ないということを忘れないように。
誰に対しても、礼儀正しく、誠意を持って接するように心がけよう。