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いきものがかりとアルバム~前編~

Mr.Childrenやaiko、ELTなどのポップアーティストがベテランとなってきた時に、その存在を出会ったのが「いきものがかり」だった。
きっかけは、昔やったライブの対バンの方が「sakura」を演奏していたから。
どっかで聴いたことある曲は、いきものがかりというアーティストの曲だったのかと知った。
それから時は経ち・・・。
当時、若手だったポップアーティストは気づけば日本でも有数のポップアーティストになっていた。
そして深く自分の生活に深く関わり始めたのはここ2~3年のことだった。
邦楽ポップを体現したアーティスト
いきものがかりは、神奈川県厚木市をルーツとする男女3人組のポップバンド。
得意とするジャンルはポップ。まさしく邦楽ポップ。
アコースティックギターとエレキギターが伴奏を形成し、そこにドラム・ベース・各種キーボードがのるいかにもなスタイル。
メロディも優しくシンプルで爽やか。
一見どこにもありそうで、どこにもない純粋な邦楽ポップスをウリとするバンドである。
魅力は素朴さと日本っぽさ
とはいえ、いきものがかりがここまで支持を集めたのには当然理由がある。
ボーカルの吉岡聖恵さん(以下、聖恵ちゃん)は容姿も声もいかにも日本的で素朴である。
音楽も「花は桜 君は美し」や「秋桜」、「幻」など和風の雰囲気を纏った楽曲を多く擁し、
それ以外の曲からも、頭に浮かぶのは日本の景色ばかりである。
英語が主体の歌詞も少なく、曲名も情緒溢れる侘・寂を感じ取ることが出来るネーミングセンスは秀逸だ。
個人的な見解ではあるが、いきものがかりの音楽のルーツは「童謡」にあるのではないかと邪推してしまう。
それほど、日本というものを色濃く残すアーティストなのである。
いつも変わらず高品質な楽曲
そして何より大きな理由が毎回、高品質な楽曲を提供し続けていることだ。
「sakura」はもちろんのこと、「ありがとう」「茜色の約束」「なくもんか」と名曲は両手で数え切れないほどあり、
どれか1曲を選ぶなら、ファンの間でも表は大きく広く割れるのではないだろうか。
アーティストは期間が経つと、モチベーションの低下や曲作り時間の現象、アイディアの枯渇など様々な理由で楽曲の質の平均値が落ちてくるものだが、今のところそれは感じられない。
26番目のシングルとなった「笑顔」も非常に魅力的な曲だと思う。
そんな尽きることの知れない楽曲制作力、聖恵ちゃんのボーカルとしての存在感がいきものがかりの魅力なのだ。
後編は、そんないきものがかりのアルバムに迫っていきたいと思う。
≪「いきものがかりとアルバム~後編~」はコチラ≫